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泉美木蘭
2025.7.14 11:29

夏祭り、最初から最後まで盛り上がり続けてすごかった

「よしりん・ぽっくん夏祭り」はスタートから、
ラストの「よしりんバンド」のアンコール終了まで、
ず~っと、ものすごい熱気で盛り上がりつづけていたことがすごかった!
あんなに大きなホールが満杯状態のまま、
ものすごい歓声や反応が起き続けたのは、
私が体験した公論イベントでは初のことです。

第1部から第4部までのそれぞれに
「あの場面が良かった、あの場面もすごくいい話だったなあ」

と思える見せ場がいくつもあったところも、良かった。

第1部は、登壇者がそれぞれの等身大の感覚で、ざっくばらんに
楽しく語らっていく中に、深く考える場面が何度もあって面白かった。
「戦争論」に登場する人はすごいけど、翻って自分はすごくない…
と感じたという話はよくわかるなあと思ったし、
ネトウヨには、「公」に自分を捧げるという感覚や、
その時に生まれる心の葛藤がまったくないまま好き放題言っている
という話はまったくその通りだと思った。
自虐から自尊に振り切れて、「俺様の意見こそが尊いのだ」なんていう
態度で恥じなくなったのが「ネト極右」だ。

第2部は、とにかく山尾しおりさんへの大声援がすごかった。
街の人たちの元へ駆け寄るのは、単に顔を売って握手するだけではなくて、
そこでしっかり意見を聞き取って、それをまた次の演説に生かしているんだ
ということがよくわかった。
庶民派でありながら、皇室と憲法という国家としての最重要問題に
斬り込める山尾さんは絶対に国会に戻ってもらわなければ。

また、井上達夫さんの男女のケア労働格差と法律の話を聞きながら、
法律によってどこまで価値観や実態が変わるものなのかとか、
わからないことも出て来たので、今後もっと深い議論を聞きたくなった。

第3部は、とにかく「おぼっちゃまくん」のインド版アニメが
めちゃくちゃかわいらしかった!
完全に日本人の感覚と日本語をベースにして作られたギャグに、

インドのセリフが入っていたので
「これがインドの子どもに通じて大ヒットするなんて、すげえ!」
というびっくり感も。
インドの制作現場の熱量がすごいというのもよくわかった。
最後に声優の神代知衣さんがサプライズで登場して下さったのも、

また大盛り上がりになった。

当初は「最後までみんな客席に残ってくれてるのか??」みたいな
心配すらしていた第4部は、なんのことはない、かつてない大熱狂で
会場中がカラフルなペンライトを振りながら、一緒に歌ったり踊ったり!

オリジナルの応援バスタオルを持っている方の姿もあって、
やっぱり「よしりんバンド」は最高だよね、と思った。

実はステージの上から、森暢平先生の姿を発見していました。
チャゲアスの時には「君へのラブソング!(ラブソング!)
思い切り歌ってらしたので、一緒に楽しめてる~!
と感じました。最後まで踊り切れてよかった

思えば、日本のヒット曲には、思い切り女性を賛美する詩の歌が
本当にいっぱいあるんだよね。
当たり前に聞いているはずの年代の人がなんで古めかしく男尊女卑
したがるのか、まったくよくわからん。

終始心揺さぶられる「よしりん・ぽっくん夏祭り」でした!

最後に、総合司会の笹幸恵さんと私の、渾身のお衣装姿を、

まったく恥ずかしがらずにのせておきます。

 

 

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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